アラフィフ

北海道はパワースポットの宝庫!アラフィフひとり旅「道東・阿寒湖」

北海道はどなたにとってもパワースポットの宝庫といえる自然豊かな土地です。
子どもの頃から北海道にはあこがれていました。
中学校の地理の時間では、北海道の地図を眺めて、ここに土地を買って牧場を拓いて…と夢を描いていたものです。
自然豊かな大地、美しい景色、美味しい食べ物、そして、馬。

その北海道へ2016年夏ひとり旅で訪れました。
本格的なひとり旅は初めてでした。
アラフィフのひとり旅・道東編は阿寒湖周辺です。

阿寒湖へのアクセス

大阪から北海道へのルートはいろいろあります。

北海道!アラフィフのひとり旅、大阪から行くあこがれの地。アクセスと道内の移動は?

北海道への移動は、時間をかけ過ぎず、疲れないようにということを考えて、伊丹空港から釧路空港への直行便を利用しました。

大阪からは夏休みに合わせて季節運航便として伊丹ー釧路(ANA)が就航していて、釧路空港は阿寒湖の最寄り空港となります。
2018年からはANA以外にも、Peachが関西空港−釧路を就航させますよ。

レンタカーを釧路空港近辺で借りる

実はレンタカーを借りるのは初めてでした。
旅の目的地を阿寒湖に絞ったので、周辺を自由に回れるようにレンタカーを借りました。
公共交通機関では行くのが難しい場所でもレンタカーなら自在です。

初めては緊張しますね。
キーを渡されると、今はエンジン始動はボタンじゃないですか。
私の車はスターターをひねる古いタイプなので、ボタンを押すだけでエンジンがかかるのがびっくりで緊張の汗が流れました。
大丈夫か、私。
慣れたら大丈夫でしたけどね。
道はアップダウン少なく走りやすいですが、鹿の飛び出し注意の道路標識にビクビク。
阿寒湖温泉街まで釧路空港から約60キロ、1時間ほどで着きました。

土地の神さまにご挨拶・阿寒岳神社

旅に出たら、土地の神さまにご挨拶して、その地に入るご挨拶をさせていただくようにしています。
今回は阿寒湖のほとりにある阿寒岳神社に参りました。
何かを願うのではなく、「こちらに越させていただいてありがとうございます」です。

気持ちも清々しく、旅が本格的に始まりました。

1日目:阿寒湖といえばアイヌコタン、マリモ

阿寒湖といえばアイヌコタンとマリモがピンときたのでまずはここから。
阿寒湖アイヌコタンは北海道で一番大きなコタン(集落)です。
古式舞踏を見学できるシアター、生活記念館があり、周囲は民族民芸品のお土産物屋さんがいっぱいで目移りがします。

大阪では国立民族学博物館にアイヌの展示があり、2017年には阿寒湖の方々が来られてカムイノミという儀式を公開してくださいました。
大阪と縁があるのですね。

シアターで古式舞踏を見学した後は、とある民芸品店へ。
こちらのお母さんお父さんと馬が合ったのか、話が尽きず、アイヌの生活や熊のお話、木彫り・刺繍のお話と時間を忘れて過ごしました。

旅先で誰かと出会い交流するのは不思議な縁を感じて、楽しくもあり、心に残るひとコマとなります。
ひとり旅だと思い切った話ができるんです。

宿は朝食のみお願いして、夕食は土地のものをいただこうと決めていてたので、マリモを見に行った後、コタンに戻って民芸喫茶ポロンノアイヌ料理のオハウという素朴な汁物のセットをいただきました。

昆布や鹿肉など素材のうま味が汁に出ていて、素朴で滋養のあるお味。
どこかで食べたことのあるのかしら。
心の奥底にある記憶を呼び覚ますようなお味でした。

土地の食べ物をいただくということは、その土地に馴染む、繋がるということです。
私の遺伝子DNAにこちらの情報も刻まれていてそれが呼び覚まされたのでしょうか。
体と心に沁みわたる、忘れられない食事となりました。
もう二年ほど前の事なのに、あのお味が思い出せるんです。
すごい!

アイヌ料理は、北海道を舞台にした漫画「ゴールデンカムイ」のおかげで知名度がアップしているようです。

話は夕食前に戻り…。宿に車を置かせてもらい、阿寒湖遊覧船(阿寒観光汽船)でマリモを見にいきました。
阿寒湖のマリモは国の天然記念物で、その観察ができるのはチュウルイ島にある施設「マリモ展示観察センター」か、阿寒湖エコミュージアムセンターの展示だけです。
写真のマリモはマリモ展示観察センターのものです。
大きいものはソフトーボールくらいでびっくり。
これが阿寒湖の湖底にいるんです!!

遊覧船で島に上陸して、ササっと見学したら、待っている遊覧船に乗って帰る寸法。
チュウルイ島までの景色をい~っぱい楽しみました。
空は広く青く、視界は開け、雄阿寒岳、雌阿寒岳と山並みの美しさにただ眺めるのみです。
(この記事の冒頭の写真です。)

ひとり旅の宿をどこにするのかは悩みの種です。
旅の目的によって選んでいくのですが、今回は「阿寒湖周辺を知って触れる」をテーマにしたので、大きなホテル旅館は選びませんでした。
その代わり、土地の人と話せ、自由気兼ねなく出入りができる民宿へ。
2泊3日。
しかも源泉掛け流し24時間入浴可能。
この温泉には癒されました。
阿寒湖は7月といっても平均気温16度ほどで朝晩は冷え込みます。
朝5時ごろ出かけて冷えた体を温泉で温めて、朝食食べてまた出かけるという、気兼ねなくやりたいようにやる旅であったので、適度なほっとかれ度はありがたいものでした。

2日目:カナディアンカヌーとトレッキングとドライブと

宿のすぐ近くが阿寒ネイチャーセンターの事務所だったのはラッキーでした。
2日目の早朝はカナディアンカヌーで行く阿寒湖早朝散歩と、午前中にオンネトーの森トレッキングおひとり様でガイドをお願いしてありました。

阿寒湖早朝散歩とオンネトーの森

早朝のそれは静かな、霧が立ち込める湖面をカナディアンカヌーを漕いでいきます。
深く深く呼吸しながら。
対岸には鹿の姿、頭上を飛ぶオジロワシ。
時にはクマの姿も見られるそうですよ。
モーニングコーヒーをカヌーでいただくなんて初めての体験。
静かなホーッとすると体すべてでリラックスできました。

宿に朝食を食べに戻り、温泉で体を温めて、次はオンネトーの森をトレッキング。
粘菌という不思議な菌に魅せられた方のガイドさんで、森の中で粘菌ばかり探しました。
いやー、私は森が見たいんだけどと思わなくもありませんでしたが、森の下の方(土)をよく見ることで、この土地に意識が向けられて土地との絆ができたかもしれませんね。
最後には私も粘菌を探すのが楽しくなりました。
下の写真の黄色いのが、苔の上にいた粘菌。

野中温泉

オンネトー近くの野中温泉で日帰り入浴をさせていただきました。
ここの温泉は力強く、内風呂は長くつかってはおれないくらい地のエネルギーが豊富です。
もちろん源泉掛け流し。
こちらには世界最高齢男性とギネスに認定された野中正造さんがいらっしゃいます。
ご長寿に温泉も一役買っているのでしょう。

現地情報で蕎麦とソフトクリーム

トレッキングのガイドさんに北の道の駅あいおいの蕎麦とソフトクリームが美味しいと聞き、トレッキングの後はドライブをしました。
美味しいものは現地情報で知るべし。
道の駅あいおいは阿寒湖温泉街から30分かからない距離。

蕎麦は長野県なんて思っていましたが、北海道は蕎麦の産地でした!
ソフトクリームも質の良い牛乳なのでしょう。
確かに美味しい!
網走のバスガイドさんもここのが美味しいとおっしゃるとか。

この道の駅では、手作り豆腐や油揚げが売られていて、地元の皆さんが買いに来るそうです。
私も家が近くなら欲しい!

津別峠から屈斜路湖畔経由で阿寒湖ドライブ

そして、道の駅で目に入った津別峠のポスターに惹かれて、津別峠に行くことにしました。
道の駅から峠の展望台まで約1時間半。
行きたいと思うまま走らせたら、阿寒湖温泉街に戻るまで4時間ほど運転することになりました。
早朝から動きっぱなしの上に4時間をひとりで運転するなんて、それまでの私にはあり得ないことでした。
旅は未知の自分との遭遇ですね。

ただ、津別峠から屈斜路湖が綺麗に見えるはず(ポスターがそうだったの)が、霧がいっぱい出てきて視界が悪くなり運転が怖くなりました。
もちろん展望台からは何も見えずでがっかり。
近くには霧で有名な摩周湖があるので、晴れに出会えるのが稀なのかもしれません。
いつかリベンジしたいものです。

3日目:帰阪

大阪へ帰る飛行機が15時釧路空港発なので、朝はゆっくりとし、阿寒湖温泉街をもう一度ぐるっと散策した後、空港へ向かいました。

まとめ

ひとりでお店に入ってご飯を食べたり、お茶したりするのはやっていましたが、ひとり旅で数日間家を空けるのはやったことがありませんでした。
旅行といえば、誰かと一緒。
それを、行程のすべてをひとりで手配して、好きなところへ好きなように行くという経験を初めてトライしました。
旅程が出来上がるまで、とにかく調べて調べて。
不安な気持ちは調べると落ち着きました。

家族のこと、飼っている猫のこと、心配なことはありましたが、いざ行ってみるとそんなことはすっかり忘れて楽しみました。
日に日に元気になってくる自分がいました。

この旅行を通して、なんだろう…、自分ってやれるんだって思えました。
もっともっと自由になっていいんだと思えました。

ひとり旅に出たいけど踏み出せない方。
大丈夫。
できるよ。
行ってみようよ。

北海道はこれからが良い季節ですよ。

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